俺はタクランケ!(歯学院生の日常)

ハロー、ハロー聞こえますか?
こちら太陽系第三惑星地球・・・。
あなたの世界とちょっとよく似たこっちの世界。
そっちがこっちで、こっちがそっちのパラレルワールド。
平行と交錯、現実と虚構。
ここは、それらの混沌から滴り落ちた、雨粒のようなブログ。
そちらの地球のお天気はいかがですか?

<< July 2018 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>

2018.07.16 Monday

季節外れの同期の桜

0

     この連休を利用して、また北九州に行ってきた。そう、今、北九州から帰って来たところだ。

     そういうわけで、今日からは何日かにわけて北九州でのことを、つらつらと書いて行きたいと思う。

     

     三日前。私は札幌から北九州へ降り立った。

     こうして北九州に帰ってくると、学生時代のことを思い出す。あの頃は大学が忙しかったので、全然札幌に帰ることが出来なかった。頑張って一週間や二週間程度。そんな束の間の帰省から帰って来たような・・・そんな錯覚に陥ってしまう。もう、どっちが故郷かわからなくなるような、不思議な倒錯。

     それにしても暑い。覚悟はしていたけれども。家を出たときは十数度だった気温もここでは三十度を超えている。ただ立っているだけで汗が噴き出てくる。

    IMG_6029.JPG

     卒業してから度々、北九州には帰って来ているが、最近、この街もどんどんと変わってきている。風景もごんごらごんごら変わっていく。

    IMG_6036.JPG

     街の其処此処で整理整頓がはじまっているようだった。なんだか知らない街になっていってしまうみたいで、寂しいような、怖いような。でも、大学入学もさかのぼる事もう9年前。10年も経てば、変わるか、そう思えば仕方のないことなのかな、とも思う。

    IMG_6030.JPG

     ただ、変わらない部分もある。古い大丸ビルが取り壊されて新しいテナントビルが入って、駅からは見えないようにされてしまったけれども、やっぱりこれが小倉の駅前だよね。ちょっぴり安心。

     

     札幌からの旅路、私は何も食べていなかったので、まず腹ごしらえすることに。

    IMG_6033.JPG

     懐かしの一平。結局、並びにある「ニュー一平」との関係性を取材しようしようと言ってはいたものの、しないまま今日まできてしまった。

    IMG_6032.JPG

     久しぶりの一平だったけど、美味しかった。学生のころは「うまいけど薄い!」と思っていたけれども、今食べるとそんな風には感じなかった。私の豚骨耐性が下がってしまったのだろうか。

    IMG_6039.JPG

     懐かしの街を歩きながら、母校修羅大へ向かった。

     

     「懐かしい、懐かしい」と歩いていたが、その太陽光線にやられて、途中でギブアップ。タクシーを拾って修羅大へ。「九州修羅大学の附属病院まで」と言うと、どのタクシーの運転手さんも「九州修羅大学ですか!」と好意的。この日、私が乗ったタクシーの運ちゃんも「九州修羅大学というと、歴史もあって、伝統もあって、学生さんも先生も皆さん真面目で、本当に素晴らしい大学ですよね」と頼んでも居ないのにずっと褒めちぎってくれていた。卒業生としては嫌な気はしない。

     「いやね、修羅大というとね、まったく警察沙汰とか、新聞沙汰とか、聴かないものね!」

     それはね・・・運ちゃん、もっと新聞見ようぜ!と思ったけど、「ありがとうございます」と笑って返事だけをしておいた。

     我がまほろば、九州修羅大学。ここであった辛かったことや悲しかったことが、最近やっと笑い話になってきた感じがする。

     

     ここにくると、まず行くのが食堂にある本屋さん。

    IMG_6046.JPG

     そこでおばちゃんと話していると、どんどんと大学に残っている同期がやって来てくれた。まるでルイーダの酒場である。

     

     まずデシベル君が会いに来てくれた。

    IMG_6042.JPG

     「何かおごりましょうか」という彼らしい実直な物言いで、ジュースをおごってくれた。

     

     なんだかこうして彼と食堂の机に座っていると、懐かしい。国試前を思い出す。国試前は私はちょうど、この席に座って・・・というかしがみついて勉強をしていた。彼ともしばしばこうして話していたことを思い出した。彼は図書館派だったけど。

    IMG_6043.JPG

     食堂は試験前とういうことで、学生で大盛況だった。卒業して3年にもなると、ほとんどの後輩を知らない状態になる。去年までは、こうして座っていると、誰かかれかがやってきて「先輩!」てな具合になったもんだけど。もうそんな後輩たちも皆卒業してしまった。

     

     本屋のおばちゃんが食堂で座っている私を見て「違和感全然なかった!学生時代と変わらなくって、なんだか見ていて懐かしくなっちゃった」と言ってくれた。本当に、この席は私の指定席だったもんな。よく受かったな、私。

     

     続いて、D.C.の人がやってきた。

    IMG_6045.JPG

     D.C.の人から「あれ、ちょっと太った?」と言われた。私はお互い様だと返した。確かに、ちょっと太ったけどさ。

     

     こうしていると、ぞろぞろと同期たちが集まって来た。集まってする話となれば、やっぱりそれぞれの症例の相談や臨床での悩み。華の64期生、卒業三年目。自然と、補綴談義に花が咲いた。

     ここで私が感じたのは、札幌に比べて北九州の方が歯科ということに関しては随分と進んでいるし、勉強の機会もとても多いのだろうということ。ひとつひとつの勉強会の質も高いようだ。

     それはある程度仕方がないことだ。

     なぜなら、福岡は県下に三つの歯学部を構えるほどの全国有数の歯科ドコロ。その中でも、九州修羅大学は戦前からの歴史を誇る伝統校で、昔から全国的に有名な臨床家を数多く輩出している。母校だからとか、手前味噌になっちゃうけれども、そういうことを差し引いても、事実そうなのである。だから、この街にはその名を言えば皆が合っというような先生やスタディグループがまさに群雄割拠の様相を呈しているのである。

     私も雪大の九州県人会で「どうして札幌に帰ってきちゃったの?北九州には『北九州歯学研究会』もあるし、絶対に向こうに居た方が、すごい勉強できたと思うよ」と言われたことがある。あと、修羅大の北海道同窓会では「札幌に居ると、福岡に残っている同期たちとの差を感じるようになってくる」と言われたこともある。なるほど、まさしく、これがそれか。

     

     個々人のモチベーションやそういうのもあるんだろうけれども、やっぱり土壌が違う。

     そりゃわかっていたけども・・・そういったバックグラウンドの違いを感じながら、同期たちの勉強量に脱帽した。正直「負けた!」と思った。そして「負けないぞ!」とも思った。

     

    ​​

     こ、この動画くれ!

     

     久しぶりの同期たちとの交流は、とても良い刺激となった。

     

     

     

     それでは、ばいちゃ☆

    にほんブログ村 病気ブログ 歯科医へ
    にほんブログ村 


    ▲top