俺はタクランケ!(歯学院生の日常)

ハロー、ハロー聞こえますか?
こちら太陽系第三惑星地球・・・。
あなたの世界とちょっとよく似たこっちの世界。
そっちがこっちで、こっちがそっちのパラレルワールド。
平行と交錯、現実と虚構。
ここは、それらの混沌から滴り落ちた、雨粒のようなブログ。
そちらの地球のお天気はいかがですか?

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2017.12.15 Friday

仄暗い沼の底から

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     これは一昨日、たくゆう歯科にて起こった話である。

     

     私はその日、風邪をひいていた。なんなら今もひいているのだが、この日は最も症状が重かったときだった。私は風邪をひくと、腰と首の後ろが痛くなる。そして、症状が重いと首の周りのリンパも腫れる。

     まぁ、この記事の本筋に私が体調不良であることはなんら関係がないのだけれど、ちょっと書いておきたかったからかいたわけ。

     

     そんで、私はスタッフさんが次の患者さんを導入するのを、リンパを腫らしながらぐぶーっと待っていた。すると、片づけをしていたスタッフさんが突然「先生ですか?」と話しかけてきた。普段、たくゆう歯科のスタッフさんとはほとんど話さない。話しかけたことも、話しかけられることも、話したこともほとんどなかった。だから、話しかけられるというだけでスゴイ珍しいことだった。

     

    「先生ですか?」

     

     だが、何が「先生ですか?」なのか、私には全然わからなかった。キョトンとした顔で呆然と立ち尽くしていると、

    「先生が私に水をかけました?」

    と、すごい表情でスタッフさんが聴いて来た。

     

     私は最初、スタッフさんの言っていることがまったく理解できなかった。話を聴いていると、そのスタッフさんが次の患者さんを入れるためにユニットをアルコールで清拭していると、後ろからぴゅっと水をかけられたのだという。そして、驚いて後ろを向くと、私しかいなかったんだとか。なるほど、だから私がやったと思ったのか・・・。

     

     んなわけねぇじゃん。

     

     普段から「片付けます」「ありがとうございます」程度にしかほとんど話したこともないスタッフさんに、仕事中にも関わらず、急に水をかけるかね。しかも体調悪くて余裕もないのに。私は「まさか」と言いながら手と首を横に振った。

     

     けれども、確かにスタッフさんの背中は水をかけられたようなシミが出来ていた。他にやりそうなスタッフさんもいないし、そもそもその時、そのユニットには私とそのスタッフさんしかいなかった。いったい誰がやったのだろう・・・。

     

     私とスタッフさんは沈黙した。そして・・・。

    「え、やだ、怖い!いやぁーーー!!」

    と、スタッフさんは走ってどこかに行ってしまった。

     

     

     

     もしかして、たくゆう歯科・・・出るのか?

     

     そういえば、昔、実家の如月歯科にいた衛生士さんの中に、霊感の強い人がいた。その人は「夜の如月歯科で馬に乗った落ち武者の霊を見た」と言っていたっけ。

     私は当時小学生だったが「本当ですか?」と訝しんだ。

     だって、落ち武者が発生したのは戦国時代。戦国時代は15世紀から16世紀にかけてのこと。そのころ、札幌は草木生い茂る原始林だったはずである。だから「こわい」と言って鵜呑みにするには時代考証が取れていなさすぎる。

     ただ、確かに、如月歯科があるところは、副都心計画によって開発されるまで、墓地があったという話もある。だが、そんな500年も昔のご先祖様の遺骨までおさめられているとはにわかに信じがたい。さらに馬にまで乗っているとのこと。馬の骨なんか入っているわけない。

     ・・・と、言った私は相当生意気な小学生だっただろう。

     

     歴史学による心霊現象の論破。それを経験している私に、怖い物はない。だから、今回のたくゆう歯科の一件だって、なんなら雨漏りとか、そういう類のものだろう。きっと。だから、全然、怖くない、怖くない!

     

     

     

     ・・・この年末、たくゆう歯科の忘年会で、たくゆう歯科で一泊する予定なんだけど、ちょっと怖くなってきちゃったな。

     

     それでは、ばいちゃ☆

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