俺はタクランケ!(歯学院生の日常)

ハロー、ハロー聞こえますか?
こちら太陽系第三惑星地球・・・。
あなたの世界とちょっとよく似たこっちの世界。
そっちがこっちで、こっちがそっちのパラレルワールド。
平行と交錯、現実と虚構。
ここは、それらの混沌から滴り落ちた、雨粒のようなブログ。
そちらの地球のお天気はいかがですか?

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2017.10.19 Thursday

大学院生スーパーサダム 

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     フセインじゃないよ。

     「正義のために!」

     大学院生

     スーパー

       サダム

     

     

     

     ある日の放課後、私は馬と一緒に、1補綴の先輩である磯兵衛さんから研究・実験に必要な手技のレクチャーを受けていた。すると、どこからともなく教授がやってきた。

     

    教授「何をやってるんだ?」

     

    磯兵衛さん「如月に実験レクチャー、with馬です!」

     

    教授「・・・。」

     

     

     

    教授「・・・んふぅ。」

     

     

     

    一同「・・・!?」

     

     

     

     さて、気がつけば紅葉の季節・・・秋だ。

     秋だと思ったら、雷鳴と共にみぞれが降り注いだり・・・「もう冬じゃないか?」という声もちらほらあがっているけれども、秋だ。

     

     秋といったらなんだろう。

     勉強の秋?

     

     実習の秋?

     

     臨床の秋?

     

     技工の秋?

     

     もしくは・・・

     研究の秋?!

     

     これまで、臨床、技工、勉強、教育という循環で回っていた私の生活の中に、ついに研究が入り込もうとしていた。研究は大学院の醍醐味・・・のはず。H先生からの宿題で論文を読みながら、研究班の先輩である磯兵衛さんに実際の手技について基礎的な部分のレクチャーを受けていた。

     大陸から研究をするために渡って来た留学生の馬も、この日は「ジッケン!」と嬉しそうだった。

     

    磯兵衛さん「まずはこれを1mgとって!」

     

    私「ということは0.01gですね!」

     

    磯兵衛さん「いや、0.001gでしょ。」

     

    私「え?」

     

    磯兵衛さん「え?」

     

     

     

     

     

     

     

    「サディ、馬と同じくらい日本語通じねぇ!」

     

    私「・・・!?」

     

     そんな小学生レベルのミスを重ねながら「まぁ、練習だから」と豪快に許してくれた磯兵衛さん。途中でH先生も現れ、「研究してるっぽい!」と写真を撮ってくださった。もちろん、ブログ用に!というわけで、H先生から写真を数枚頂いたので、実際の様子をご覧いただきたい。

     

     「ここをこうするわけ!」と自身の思い出話しをまじえながらレクチャーしてくださる磯兵衛さん。優しい先輩が同じ研究班で面倒を見てくださるので、とても心強い。

     

     心強いんだけれども、研究という領域があまりにも自分にとって未経験ゾーンであるあまり、どこまでも不安な私。そんな気持ちから、どこにいくにも「磯兵衛さん・・・」とついて行ってしまう。

     ついに磯兵衛さんからは「ついてくんな!」と言われてしまった。それを頷きながら眺める馬。

     日本語と英語と、時々、中国語。オノマトペ多めで展開される私たちの会話は本当に闇鍋そのもの。録音して聞いたら自己嫌悪に陥ってしまうであろう荒々しいコミュニケーション。なかなか、乙なものである。というか、こういう形でしかコミュニケーションが取れないから仕方がないのだ。

     プリントと睨めっこしながら薬液の調合などを行った。慣れない手つきでの作業ということもあって、とても難しい。

     そして、H先生より雪大の「実験ノート」を贈与された。

    「これにしっかりと!ブログのように!記録するのよ!」

    と指導していただいた。

     

     たまたま在庫切れだったため、馬の分は後日。馬が羨ましそうに私の実験ノートを見ていた。「俺の方が先輩だからな」とちょっとドヤ顔で言葉を返した。

     

     

     

     かくして、よちよち歩きではあるものの、研究の日々が始まりそうな時間となった。

     

     

     

    「サディを・・・よろしくタロム。」

     

     

     

    教授「・・・んふぅ。」

     

     

     

    一同「・・・!?」

     

     

     大学院生如月サディ。スーパーサダムの波乱の日々の幕開け・・・か?

     

     

     

     それでは、ばいちゃ☆

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