俺はタクランケ!X

ハロー、ハロー聞こえますか?
こちら太陽系第三惑星地球・・・。
あなたの世界とちょっとよく似たこっちの世界。
そっちがこっちで、こっちがそっちのパラレルワールド。
平行と交錯、現実と虚構。
ここは、それらの混沌から滴り落ちた、雨粒のようなブログ。
そちらの地球のお天気はいかがですか?

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2017.02.28 Tuesday

WENT TO THE SPACE WORLD!!(2)

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     君の小.宇宙は燃えているか!?

     

     

     だから!

     

     君の小宇宙は燃えているか!?

     

     

     

     ・・・って、ちょっと無理があったか。しかもスペワは小倉じゃなくて八幡だし。ということで、この記事は「WENT TO THE SPACE WORLD!!(1)」の続きである。宇宙をテーマにした遊園地とあって、いろいろと細かいところまで宇宙感がいきわたっている。

     例えば、このトイレの案内板ひとつとっても、しっかりと宇宙感を出してくる芸の細かさ。

     

     しかし、なんというか、その・・・、ここの宇宙感って・・・。冒頭の「小倉宇宙」じゃないけど、ここの宇宙はまさに「北九宇宙(キタキュー・コスモ)」。芸の細かい宇宙感の節々から漏れ出てくる北九感。それを見つけて楽しむのもスペワの楽しみ方かもしれない。

     

     キタキュー・コスモ!

     

     私たちはまず最初に「スペースドーム」へ行った。

     そこはかとなくスター・ウォーズっぽいような・・・。

     マザーコンピューターっぽいのがドームの中心に据えられていた。

     

     北九州で宇宙といったら松本零士がしゃしゃってきそうなのだが、スペース・ワールドには一枚もかんでないみたい。北九州市立漫画ミュージアムの館長も松本零士だし、小倉駅から新幹線が出発するときも「銀河鉄道999」のメロディーが流れるし、なにかと松本色が蔓延しているこの街で・・・。丁度、松本氏は、開園時は宇宙戦艦ヤマトの裁判で忙しかった頃だったのだろうか。

     

     私とキレネン子さんは絶叫系は苦手だったので、スタッフさんにあまり怖くないアトラクションを聴いた。するとスペースドーム内にある「ブラックホールスクランブル」を勧められた。そこそこ人気のアトラクションのようで、カップルや中高生が一生懸命列に並んでいた。乗り口のところには「CAUTION 低空飛行のU.F.O.に注意」などの宇宙感漂う注意書きがぶらさがっていた。

     私たちも並びながら順番待ち。光速宇宙船ルミノアローの到着を待つ。待合いのスペースには季節柄、クリスマスツリーが飾られて、クルーと呼ばれるスタッフはサンタ服だった。キタキュー・コスモは宇宙感より季節感だった。さらに、電気ヒーター。

     サンタ服はスカートだから寒いもんね。大体ここの添乗員は近所の女子大の学生アルバイトだったりする。後輩がやったりしてたけど、そういう背景を知っていると趣があるよね。

     

     ブラックホールスクランブルはスタッフさんの言った通り、暗闇の中を急上昇も急降下もせずに、ただぐるぐる回るだけのコースターであった。コースの最後に大仏様の映像がピカッと投影された。もしかしてスペワの宇宙感には仏教の宇宙観のエッセンスも入っているのか?このブラックホールスクランブルがぐるぐると旋回し続けていたのも、輪廻の教えを体感させるためだったのだろうか。多分違うけど。

     

     光速宇宙船ルミノアロー号を下りて、またスペースドームの中枢へ戻った。すると目の前に現れたのは・・・。

     マッサージチェアー!

     

     さすが、キタキュー・コスモ。あ、そうか、最近のチェアーは「無重力マッサージ」とかあるもんね。それも、宇宙!宇宙!(北九州市の著しい高齢化に対する配慮だろうか?)

     また、もしかするとキタキューコスモはエネルギー不足なのかもしれない。いくつかのエスカレーターが封鎖されていた。スペースドームを三角形状にしていれば、ピラミッドパワーが宇宙から降り注いできて、こんなことにはならなかったのに。そこはスペワの反省点だと思う。

     

     

     

     さて、突然だが「宇宙とは何か?」という問いを投げかけられたとき、あなただったら何と答えるだろう?

     

     私は宇宙戦艦ヤマトを見て人生を学んだ男。そんな私にとってこの問いは基本中の基本であった。宇宙とは何か?笑止!宇宙とは・・・。

     宇宙は愛なのだ!

     

     ここキタキュー・コスモにおいても、それは真理であった。

     宇宙は愛だ!ここスペースドームの一角には「ラッキー神社」なる恋愛の神様が祀られていた。ちなみに「ラッキー」とはスペワのマスコットキャラクターだ。

    ←ラッキー

     この神社では恋愛に関するおみくじを引くことができた。

     

     そして、恋愛指南までしてくれる。それは・・・

    ハグの作法!!

     

     「スペースワールドで愛の再告白を」とあることから、すでに交際しているカップルのみに照準があてられているようだ。1回目の告白は他ですませてこいってことか。そして「日本流ハグの作法」。聞きなれない作法だが、この広い宇宙で、わざわざ「日本流」にこだわるところが粋だね。

     いろんなハグの仕方が紹介され、それが実践できるようなスぺースまで作られていた。実際に中学生くらいのカップルが一生懸命色んなハグにトライしていて、なんとも健気だった。

     私が気になったのは、このハグ実践エリアが子供たちの遊びスペースの向かいにあるということ。この「むぎゅっとハグ」なんかはまるで子供たちに見せつけるような位置でするように促されている。宇宙の愛を幼年期から教えておこうという試みだろうか。北九州市の出生率低下を抑える施策のひとつなのかもしれない。

     宇宙の愛。あなたはスペース・ワールドで何を感じ取ることができるだろうか?

     

     つづく!

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