俺はタクランケ!X

ハロー、ハロー聞こえますか?
こちら太陽系第三惑星地球・・・。
あなたの世界とちょっとよく似たこっちの世界。
そっちがこっちで、こっちがそっちのパラレルワールド。
平行と交錯、現実と虚構。
ここは、それらの混沌から滴り落ちた、雨粒のようなブログ。
そちらの地球のお天気はいかがですか?

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2016.06.30 Thursday

みんなでこれるもん!

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     「海鮮丼!」

     

     おしぼりを持ってきた店員さんに、飲み物よりも何よりもまず最初に自分の食べたいものをぶつけたのは、後輩のまるだ。「おいおい、まずは飲み物でしょ!」と諌めて生ビールを注文したのは私。ということで、お通しと飲み物の次に、海鮮丼がやってきた。

     

     さて、今日はKBCの後輩や同期たちとの飲み会だった。前々からみんなで飲もう飲もうと言っていたのだが、なかなか皆の都合が合わずに今日までのびのびになってしまった。

     結論から言えば、とても楽しかった。本当に高校卒業以来に顔を合わせる面々だった(※M下を覗く)。だから今日はメンバーごとに飲み会を振り返っていきたいと思う。

     

    #0.私(如月サディ)

     やっとのことで札幌に帰って来た。こうやって懐かしいメンバーと会えるなんて、帰って来た甲斐があったなぁ、と思う。少しずつ雪大にも慣れてきたけど・・・外様はつらいよ。

     

     

     

    #1.後輩まる

     こいつは相変わらず自由だった。まるが私に敬語を使っているところを見たことが無い。こいつは私に″先輩″もつけない。「サディ、これ頼んでいいか?」けれど、許せてしまう。そんな無邪気さというか、天真爛漫さがある。

     

     まるは私より学年がひとつしたで、私のことを慕ってくれる数少ない後輩だった。今でも覚えているのが、私が高校三年のとき、最後の大会で敗退し全国へ行けなかった際、自分のことのように悲しんでくれて「私がサディ2世になる!」と言ってくれたのだ。何をもってして私の2世になるのかはよくわからなかったが、とても嬉しかった。悔しさや無力感に打ちひしがれていたあの時の私にとって、まるの飾らない言葉、透き通った声は、大げさな表現ではなく太陽のように眩しかった。

     

     その宣言の後も、なんとかして私を全国大会の会場へ連れて行こうとがんばってくれた。結局、人数の規定やKBCの方針、そして私自身の都合もあって、全国大会へは一緒にいかなかったのだが「連れていけなくてごめんね」と目に涙を浮かべていたまるの顔を今でも忘れることができない。

     

     まるに「2世になるって言ってくれたよな」と言うと「言った言った!」と覚えていてくれた。てっきり忘れていると思ったからちょっと嬉しかった。

     

     自分で言うのもなんだけれど、私は心が狭い。キレネン子さんに言わせれば「ティースプーンくらいの大きさ」しかないらしい。最近、自分でも「あ、自分って心狭いな」と感じることがある。けれどもまると接していると、少しだけ心が広がったような気がするのである。

     「歯学部ってなんで6年もかかるの?」「お前、それをどうしてか説明しても、聞く気ないだろ?」「うん!」

     まるにはいつまでも元気でいて欲しい。

     

     

     

    #2.就活に悩む後輩

     まるの他に同席していた後輩についても書いておきたい。この後輩は現在、絶賛就活中で色々と将来の進路を思い悩んでいるようだった。私には就活はまったくわからないのでM下が相談に乗ってあげていた。

     

     そういえばこの後輩とどうして仲良くなったのか、まったくわからない。いったいいつどこで出会ったのか?発端のわからない関係性というのはありそうでない。後輩に聴いても「わかりません」とのこと。高校時代重なってないし、私もそんなに指導しに行くような良いOBではなかったのでそういうところで出来た関係性でもない。さらに、後輩はOB活動にそこまで参加していないため、そういったところで出会ったのでもない。いったいどこで出会ったのだろう?

     

     「ヤナギに聞いたらわかるかな?」と言うと「ヤナギ先輩ともどういうきっかけで知り合ったのかわからないんです・・・」。妙にミステリアスな関係。この後輩と私やヤナギがどういった経緯で知り合って仲良くしているのかを知っている人がいたらぜひとも教えて欲しい。

     

     とにかく、就活がんばれ!

     

     

     

    #3.M下

     M下は相変わらず元気だった。

     

     

     

     たまにはこういった懐かしいメンバーで酒を飲み交わすというのも、自分自身の精神衛生上必要なことだと思った。私もついつい飲み過ぎてしまったが、また皆で机を囲みたい。

     

     それでは、ばいちゃ☆

     

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    (2018.6.24加筆修正)


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