俺はタクランケ!X

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2015.06.30 Tuesday

修羅大一補綴の医局説明会に行ってきたよ!

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     今日は修羅大・第一補綴の学内向けの医局説明会に参加してきた。

     私は将来、補綴の道に進みたいと思っている。だから、郷里の雪大第一補綴で研修がしたい!と思っているのだが、母校の修羅大でもしも残るとしたら・・・と考えて、修羅大の第一補綴の説明会に参加した次第である。

     説明会は病院の大会議室で行われたが、六年生が30人ほど参加していた。ざっと簡単に計算すると、学年の三人に一人は参加しているということになる。やっぱり、人気なんだなぁ。

     説明会は研修医の先生と大学院生の先生がプレゼンをしてくださった。ユーモアたっぷりの説明で、楽しく聴くことができた。研修の話だけではなく、大学院の話なども聞くことができた。ある先生が「博士ってかっこいいよね!それが大学院のいいところ!」的なことを言っていた。如月博士・・・というのも悪くないなぁ、かっこいい、と心の中でこっそり思っている自分もいたりして・・・。いつかは私も博士と呼ばれる日が来るかもしれない。まぁ、それ以前に卒試、国試なんだけどさ。



     説明会の後は、懇親会があった。セミナー室で、豪華なオードブルとお酒を囲みながら、先生方とお話をすることができた。懇親会には六年生は15人ほど参加していた。最初は、立ち飲み形式で、お酒がつまれた机を学生と先生で囲む形になっていた。なんか、この感じどこかで・・・と思っていると、誰かが「これ、学部参りじゃないか?」と言った。なるほど、確かに、先輩も同期も体育祭で応援団をしていた人ばかりだし、お酒を挟んで向かい合って立っていると、なんとなくそんな気がするものね。しかし、先生が「これは椅子だせるな!」と椅子を並べてくださったので、結局立ち飲み形式ではなくなった。なんとなくほっとしてしまった。

     もちろん、学部参りとは違い、和気あいあいと、美味しいご飯とお酒をつまみながら、優しい先生と楽しくお話することができた。病院実習でついた先生もいらっしゃっていて「来てくれたんだね!」と言われた。先生方のアツイ話も素晴らしく刺激的だったし、進路にまつわる相談にも乗ってくださり、心の底から「来てよかったナァ」と思った。 特に、研修医や大学院生の先生たちが、どうして修羅大の第一補綴を選んだのかとか、実際に修羅大の第一補綴に来てみてどうだったかとか、これからどうするつもりなのかとか、ざっくばらんにぶっちゃけトークをしてくださり、とても参考になった。

     また、どうして補綴に進みたいのか?と逆に先生方から質問をされた。「補綴って歯科医師っぽい」と学友が言った。私は激しく共感した。はげどう。すると先生は嬉しそうに「わかってるね、そうなんよ。」と言われた。何と言うか、じゃあ他科の人は歯科医師っぽくない!といっているわけではないんだけど、本当にそう思う。

     高校生のときだったか、父親に歯科医師の良さというか、魅力を聴いたことがあった。すると「歯の無いところに歯をつくる、いわば歯科というのは、アートなんだ。」と言われた(ように記憶している)。実は、このときの父親の言葉が非常に大きくて、「歯科ってアートなんだ!」と非常に感銘をうけた。このときから、次第に父親の仕事を継いでみたいと思うようになった・・・んだったと思う。そして、補綴の勉強をしたいから歯学部に来たのだ。

     だから、私は補綴系に進みたいのである。



     あ、そういえば「補綴ってなに?」とよく歯科関係でない友人からも聞かれる。医学部の友達も聞いてくるから、医学部ではまったくやらないんだなぁ、と思う。あたりまえか。補綴というのは、いわゆる入れ歯とかブリッジを想像してもらえば差し支えないと思う。説明が遅くなり失礼した!



     ・・・途中、席をはずしてトイレに行った。小便器の前で立っていると、隣に教授がやってきた。「よく来たな!」と愛のケツパン。「君は、ここを希望しているわけ?」と言われると、たまたま横にいた大学院の先生が「彼は雪大の第一補綴とここで迷っているみたいなんです。」と、話をつないで下さった。

     すると教授は「郷里に帰った方がいいでしょう。親御さんもその方が喜ぶ!」と言ってくださり、さらに「雪大の教授に推薦状をかいてやろう!」と言ってくださった。トイレから出る時には「もし雪大落ちたら、うちに来なさい」と誘っていただいた。何と言うか、非常に視界が開けたというか、ストンと自分の中で落ちたものがあった。「親御さんが喜ぶから郷里に帰った方がいい」と、教授に言っていただけるとは思ってもみなかった。



     懇親会の最後に「歯科は補綴にはじまり補綴にもどってくる」と教授が言われていた。また、別の先生が〆の挨拶で「どこが一番咬ませているか。一番かましている科に進んでください!」と言われた。“かます”と“咬ます”をかけた素敵な〆の挨拶だと思った(笑)

     今日は本当に参加してよかった。



     修羅大・第一補綴の皆さま、本当にありがとうございました。



     それでは、ばいちゃ☆


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