俺はタクランケ!X

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2015.04.30 Thursday

神洲男児、藤を堪能する!の巻

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      従者が私にそっと耳打ちした。



     「閣下、北九州の河内藤園が敵に狙われております。」



     私は落ち着いた素振りで「直ちに詳細を調査せよ!」と従者に命じた。すると従者は忽ち情報網を駆使
    して、その実態を究明した!

     なんと、敵・亜米利加CNNの「日本で最も美しい観光地31ヵ所」に河内藤園が選ばれた!ということらしい。米鬼の連中も、日本の藤の美しさがわかるというのか、なかなかあっぱれなこった。正直、CNNってなに?って感じだけど、ちょっと嬉しかった。耳をすますと、「なんか世界的に有名になっちゃったらしい!」と北九州界隈ではにわかに大騒ぎであった。

     大衆を先導して、利益を得るというのは、米英の常套手段。またしてもきゃつらの策謀ではないか?と心配した私は、今回巡視を兼ねて「河内藤園」に行ってみることにした。

     河内といえば、私にとっては「
    廃墟の聖地」という認識なのだが、河内に藤園があったんだねぇ。全然知らなかった。不覚。



     ということで、昨日「河内藤園」にやってきた。



     神洲男児、藤を堪能する!の巻

     




     噂通り、河内の藤は素晴らしかった。



     やはり、米国の情報収集能力には脱帽である。神洲男児の私よりも先に、この藤の美しさに気が付くだなんて。

     ちなみに、河内藤園の入場料は藤の咲き具合で決まるらしい。満開だと千円。例えば、八分咲きだと八百円、三分咲きだと三百円。咲いていなければ無料なんだって。今日は千円だった。

     藤園はニュースでも頻回に取り上げられたせいか、ものすごい人だった。



     しかし、私は気が付いてしまった。藤をながめる人の殆どが支那人であることに。むう、神洲日本の藤を狙うのは、米鬼だけではなかったのか。相変わらず、こいつらの人海戦術には参ってしまう。なんてこったい、不安的中。ここは東からも西からも狙われていたのである!

     何が参ってしまったかというと、支那人は声も大きくて、柵を越えて立ち入ってはいけないところでポージングして写真を撮ったり・・・なかなか無粋な連中が多かったからだ。

     さらに私が簡易トイレで用を足そうとしたときなんかひどかった。きゃつら、俺に対して支那語で指図してきやがった。俺は俺のタイミングで放尿するんだ!まったく・・・。



     と言った感じで、最初は敵の多さに閉口していたが、段々と慣れてきて、藤にも目がいくようになった。



     これは、すごかった!正直、感動してしまった。心が洗われるようだった。美しい藤の前では・・・イデオロギーも煩悩も溶けてなくなってしまいそうだった。



     なんだか、小中学生の頃を思い出してしまった。実は、私の出身の小学校と中学校は、校花が藤であり、スクール・カラーも藤の紫色だったのだ。校歌でも「藤房の揺るる学び舎・・・」と、愛唱曲でも「むらさき匂う藤棚の・・・」と歌われている。そういや「ふじふさ文集」なんてのもあったな。こうやって見てみると、非常に自分にとってなじみの深い花だったんだなぁ、と妙に感心してしまった。

     とは言え、小中学校のときは、気候が寒すぎるせいか、あまり藤棚が花でいっぱいになるところを見たことがなかった。気候のせいではなくて、関心が無かっただけかもしれないけど。卒業のときにもらった藤房、結局どうしちゃったかな。

     とにかく、私の思想の根底は小中学校のときに固められたものである。そういや「日の丸」という詩を書いて、優秀作として廊下に貼り出されたこともあったな。そんなことも思い出したりした。



     上から見ると、高級な絨毯のようだ。



     ・・・藤って、非常に品があって、優雅だなぁ、と思った。



     守れ、日本の河内藤園を!!みんなも行ったらいいよ!



     それでは、ばいちゃ☆



    =注意=

     アメリカが河内藤園を政治的もしくは軍事的に狙っているという事実はございません。また、今日では一部不適切な表現がありますが、時代背景や作品の芸術性を尊重して言葉を選んでおります。あしからずご了承ください。



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