俺はタクランケ!X

ハロー、ハロー聞こえますか?
こちら太陽系第三惑星地球・・・。
あなたの世界とちょっとよく似たこっちの世界。
そっちがこっちで、こっちがそっちのパラレルワールド。
平行と交錯、現実と虚構。
ここは、それらの混沌から滴り落ちた、雨粒のようなブログ。
そちらの地球のお天気はいかがですか?

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2010.07.31 Saturday

忘れたいこと 忘れたくないこと

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    今日は朝から弓道部

    10時開始にむけて九時には道場へいき

    下準備と、的前に入るための準備



    今日の結果は

    ×××× ×××× ×××× ×××× ××××

    …残念ですorz

    一本も的中しないことを「残念」と言います

    同期のさんぴんは、今日はなんと三中!

    すげーなー

    右肩に力が入りすぎていたり

    勝手が力んでいたり

    押し肘をたててなかったり

    押し手が甘かったり

    課題が山盛り(>_<)

    でも最後の一矢はまっすぐ飛びました

    明日こそは一中したいです



    一年生は午前中だけ

    それでも今日は猛暑で…練習中はきつくなって

    ポカリを一本イッキのみ

    二年生以上は午後も練習

    デンタルモードです



    ということで午後からは久しぶりにコーラスの方に出席しました

    「雨」と「はじまり」をやりました

    歌うって楽しいなぁ…ってつくづく思いますね

    合唱といえば、今日我が母校が宮崎に到着しているはずです

    暑さにやられているんじゃないでしょうか

    一年生の時の「京都総文」も酷暑で死にそうになったのを

    鮮明に覚えてます←京都への進学を考えなくなった要因w



    俺たちが高校三年だったときに

    一年生だった彼らが

    いま高校三年生で部活をリードしている

    …それを思うと年月の流れを感じずにはいられません



    さて、練習後はコーラス部でビリヤードをしにいきました


    初めてのビリヤード

    ルールも初めてわかり

    かなり面白いことがわかった!

    また誘って欲しいなぁ…

    ****************************************************

    その後は夕飯

    ひょんなことから沖縄の先輩と沖縄戦の話になった

    なにがきっかけだったかな

    そう、それは試験期間中に「ひめゆりの塔」を見たと先輩に言ったからだった



    映画の中で沖縄の人々は

    方言を禁止され

    たどたどしい標準語を話しているように描写されていた

    先輩曰く、当時の沖縄県民の中で

    標準語を喋れる者は少なかったそうだ

    戦火の中で方言を喋る者は米英の内通者(要するにスパイ)として

    殺されたという話もめずらしくなかったという



    大東亜戦争中

    北海道(千島列島、北方領土、樺太の地域を除く)は

    札幌や旭川をはじめ、釧路、函館、室蘭などの軍港や軍都が

    二日間に渡り集中的な攻撃を敵から受けたというのが

    北海道史に残る先の大戦の記録だ



    被害の差を比べるというわけではないが

    北と南、緯度が違うだけでこうも違うのか…

    と、沖縄戦の話を聞く度に胸が苦しくなる



    「ひめゆりの塔」の中で

    ほんの一場面にすぎなかったが

    「私は、北海道十勝の生まれであります。

    先生に褒められたのは初めてであります。」

    と言った兵隊さんがとても印象的だった

    彼は負傷した女学生をおぶって学徒隊に同行していた

    最後は敵に切り込んで戦火に消えていった

    そんな彼の存在が

    より私にそう思わせたのだった



    先輩が子どもの頃に

    沖縄の「津堅島(つけんじま)」を舞台にしたアニメ映画を見て感動した

    と話していたので、「見てみたい!」と思い調べてみた

    すると「かんからさんしん」という映画だったということがわかった



    ストーリーの概略は以下のようである

    太平洋戦争末期、沖縄・津堅島を舞台に、

    米軍によって洞窟に追い詰められた人々が

    軍の命令に従って自決しようとした時

    聞こえてきた島歌に心を揺り動かされ投降するまでを描く「生への軌跡」の物語

    ということである

    「かんからさんしん」というのは

    空き缶と棒や、落下傘のひもでつくった「さんしん」のことらしい



    こんど機会があれば是非みてみたい

    だが沖縄県民の先輩曰く

    津堅島は実際にはあまりにも小さすぎる島で

    日本軍は駐屯することもなく

    米軍が来たときには全員あっさり投降してしまい

    その後の米軍と島民の関係も良好だったことから

    「史実と違う」といって怒る島民もいたそうだ

    また、津堅は隆起した環礁で

    島全体が真っ平らで、そもそも立てこもる場所も隠れる場所もないのだという



    史実に忠実でないのは非常に残念なことだが

    「平和へのメッセージ」のこもった作品として

    是非見てみたいと思った

    …どこかに落ちてないかな(^_^;)



    戦後六十年以上がたち

    薄れ行く戦争の記憶

    緊迫したアジア情勢の中で

    戦争への危機感を感じられずにはいられない昨今

    季節は夏

    明日から八月である



    八月は戦争の記憶に最も近づく季節…

    コレを機会にまたドキュメンタリーなどを

    しっかり見て

    自主的平和学習を進めていきたいと思った



    往々にして

    「わすれたいこと」は「わすれたくないこと」であり

    もしかしたら「わすれてはいけないこと」であることも多いのかもしれない



    それでは今日の一曲です

    山本和夫作詞 岩河三郎作曲 で混声三部合唱「ひめゆりの塔」

    演奏は杉並混成合唱団です




    合唱という文化は今でも若者たちに

    戦争を学ぶ機会を与えてくれる

    Nコンの地区が毎年八月の夏に行われるせいか

    自由曲には戦争を題材にした曲が歌われることが多い

    私自身も…「夏」や「戦いの日日」などを歌った

    現代を憂う高齢者に是非

    我々のような若者もいることを教えてあげたい



    ちなみに




    それでは…ばいちゃ…

     

     

     

    <掲載時のコメント>

    話の核心からは多少ずれるけど、ビリヤードは面白い!

    2010/08/01 4:48 AM by い

    >い
    ビリヤード、面白かった!
    なるほど、あれはよく考えられたゲームだ。
    …物理法則を初めて日常で活用した(笑)

    2010/08/01 6:09 AM by サディ


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