俺はタクランケ!X

ハロー、ハロー聞こえますか?
こちら太陽系第三惑星地球・・・。
あなたの世界とちょっとよく似たこっちの世界。
そっちがこっちで、こっちがそっちのパラレルワールド。
平行と交錯、現実と虚構。
ここは、それらの混沌から滴り落ちた、雨粒のようなブログ。
そちらの地球のお天気はいかがですか?

<< March 2024 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>

<< 【映画】南京!南京! | TOP | 病人演説 >>

2014.08.23 Saturday

【映画】東京裁判(極東国際軍事裁判)

0






    ウェブ炎上!クレーマーの裁き!


    題名:東京裁判
    ジャンル:ドキュメンタリー/戦争
    上映時間:277分(4時間37分)
    製作国:日本
    公開:東宝東和
    初公開年月:1983年6月4日
    監督:小林正樹
    脚本:小笠原清、小林正樹
    編集:浦岡敬一




    なぜこの映画のセレクトかというと

    先日、居島一平(大本営八俵)のモノマネ

    「A級戦犯29被告」を見てから

    ちょっとホンモノが見てみたくなったのである(笑)



    そんな、ちょっとした好奇心に対して本作は

    4時間以上にも及ぶ大長編



    東京裁判そのものの正当性などに疑問を投げかけながら

    裁判の要所要所をピックアップしながら

    途中、戦時中の記録映画や映像資料を挟んでくれるので

    結構、自分の中でも知識の整理整頓に役立った



    とは言え、証拠もロクにそろっていないような

    旧日本軍の「残虐行為」をして

    忘るべからざる日本人が背負う「十字架」とまで

    ナレーションされちゃった日にはちょっと閉口

    ドキュメンタリーとは言え

    いわゆる「東京裁判史観」に基づいて製作されていると感じた

    よって、やや矛盾をはらんだ作品とも言えそう

    まぁ、完全中立のドキュメントなんて不可能だけどね



    とまぁ、詳しい内容や争点などは

    「東京裁判」で検索していただくとして…



    「東京裁判」にまつわる論議は数あれど

    その中でもよく耳にする主張は

    「戦勝国の戦争犯罪人」が裁かれていないため

    公正ではないというものである



    ということで、ここでは

    できるだけ、「極東国際軍事裁判所条例」に沿って

    私が勝手に戦勝国陣営の戦争犯罪者を断定し

    勝手に裁きを下したいと思う



    【主な訴因】
    ・アジアに対する不当な侵略戦争
    ・1941年12月7日〜1945年9月2日の間における違反行為の遂行命令・援護・許可による戦争法規違反
    ・1941年12月7日〜1945年9月2日の間における捕虜及び一般人に対する条約遵守の責任無視による戦争法規違反




    ■勝手に戦犯

    ハリー・S・トルーマン



    絞首刑!



    ウィンストン・チャーチル



    絞首刑!



    ヨシフ・スターリン



    絞首刑!



    蒋介石



    絞首刑!



    チェスター・ニミッツ



    絞首刑!



    カーチス・ルメイ



    絞首刑!



    ダグラス・マッカーサー



    絞首刑!






    目には目をじゃないけれど

    これくらいしないとフェアにならないと思う

    それくらい一方的な裁判だったという印象だ  



    とにかく、戦後の歴史観は

    すべてこの、どこをとっても無茶苦茶でずさん

    そのうえ、激情と偏見に満ち満ちている

    そんな裁判から

    はじまっているのだということを

    この大長編ドキュメンタリーを見て痛感した



    まず、多くの日本人は自分の知らないところまで

    自身に根深く浸透している歴史観が

    「東京裁判史観」 であるというところを認識し

    その「東京裁判史観」を形成した

    「東京裁判」がどのようなモノなのかを

    知ることが肝要だと感じた



    歴史認識をめぐって論ずるのは

    それからだ



    ちなみに、冒頭の煽り文

    「ウェブ」も「クレーマー」も判事の名である


     にほんブログ村 映画ブログ 戦争映画へ
    にほんブログ村

    コメント

    コメントする









    ▲top