九州修羅大の健男児、来る!
春が来た!と思ったら、めっちゃ寒い・・・。
冬将軍の再来だなんてニュースでは取り上げられていたけれど、そんな冬ぶり返しの札幌に九州修羅大学から後輩がやって来た。
がっきーとゆなごん。
別に部活の後輩とかそういうわけでもないのだけれども、私の友人の部活(剣道部)の後輩であり、学生のときから交流があった。がっきーが6年生で、ゆなごんは研修医。がっきーがこの度、無事に国試を突破したので、その卒業旅行で北海道へやって来たのだという。「あ!北海道と言えば如月先輩じゃん!」ということで連絡をくれた。
可愛い修羅大の後輩、全身全霊でもてなした。まず何が食べたいか事前に聞いておいたのだが、そのときに「ジンギスカン食べたいです!」と希望をもらっていた。
ということでジンギスカン。どこへ連れていくか迷ったが、やっぱりいつも行く美味しいところ・・・ということでヤマダモンゴル。
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ジンギスカン ヤマダモンゴル 狸小路店
ジャンル:ジンギスカン
アクセス:札幌市電山鼻線西8丁目駅出入口1 徒歩4分
住所:〒060-0062 北海道札幌市中央区南二条西7-1-2 ルックビル1F(地図)
周辺のお店:ぐるなび 札幌大通・狸小路×ジンギスカン
情報掲載日:2019年3月23日
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やっぱり美味しかった。
ラムがどうの、マトンがどうのと、私は羊肉のウンチクを垂れながらビールを飲んだ。
遠慮しないでどんどん食べなと先輩風を吹かせながらもぐもぐ食べていると、二人から「ひとつ聴きたいことがあるんですけど」と切り出された。なんだろう?と思っていると「先輩は何で〆る派ですか?」と非常に興味深い質問であった。
「やっぱり札幌だと、味噌ラーメンで〆るんですか?スープカレーで〆るんですか?あと、シメパフェってするんですか?」
先輩はラーメン派っぽいと言われたが、御明察。スープカレーは飲んだ翌日に食べたくなるのよねェ。
「じゃあ、札幌名物、シメパフェいくかい?」とジンギスカンの次はパフェに行くことを提案した。
店を出ると、先んじて外に出ていたがっきーとゆなごんが待ち構えていて、「ご馳走様でした」の大絶叫。狸小路のアーケードの中で、その大声はわんわん反響した。私は「嗚呼、修羅大・・・しかも剣道部っぽい」と嬉しくなってしまった。剣道部の子は修羅大の中でもとりわけハジケ度が高く、かつ礼儀正しい。
ということで、パフェでしめるために、狸小路の中を歩いて「パフェ、珈琲、酒、佐々木」を目指した。
以前H先生に連れてきてもらったことがあった、シメパフェといえばこの店!と言えるほどの人気店だ。今度は私が後輩を連れてきた。
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パフェ、珈琲、酒、佐々木
ジャンル:お店で手作りシメパフェ
アクセス:札幌市営地下鉄東西線大通駅 徒歩3分
札幌市営地下鉄東豊線大通駅 徒歩3分
住所:〒060-0062 北海道札幌市中央区南2条西1-8-2 アスカビルB1(地図)
周辺のお店:ぐるなび 札幌大通・狸小路×パフェ
情報掲載日:2019年3月23日
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後輩諸君、これがシメパフェやで。
二人とも喜んでくれてよかった。
私は本日のコーヒー。がっきーがイタリアンブレンドを注文していた。少し飲みながら「ローマの香りがしますね」とがっきー。私は思わず笑ってしまった。私も「ローマ・・・故郷の響き」と返事をした。イタリアの皆さん、すみません。
お店を出ると、お店の前はシメパフェを画策する人の長蛇の列がずらり。私達も並んだけれども、ここまでではなかった。列は寒空の下、屋外まで続いていた。いいタイミングで入った。「すっごい人気店なんですね・・・」「並ぶタイミング、さすが、道民ですね!」。二人が列を眺めながら口々に私をほめてくれた。やったぁ。
はい。それではここまでのおさらい。私たちはジンギスカンで肉を食べ、甘いものは別腹とシメパフェをしてきた。
「どうする?ラーメンで〆るか?スーカー(スープカレー)いく?それとももういっちょ飲むか・・・解散?」
私は選択肢を提示した。
「どうしよう」
「ジャンケンにしましょう!」
私が勝ったら「ラーメン」。がっきーが勝ったら「飲み」。ゆなごんが勝ったら「解散」ということで、ジャンケンをした。誰が勝っても恨みっこなしよ!
ジャンケンポン!
「あっ・・・」
ゆなごんが勝利して一瞬、三人が黙ったが・・・がっきーが「よし、ここに飲みましょう!」と目の前にあった、たこハイで最後にちょっと飲み直すことに。なぜ私たちは「解散」を選択肢にいれた!?笑
たこ焼きとハイボール。札幌焼きそばなるものを食べたが、三人で「ほぼ焼うどんじゃん」と言いながらハイボールを飲んだ。焼うどんは小倉発祥なのだ。
思い出話や近況報告、色々と話をした。剣道部らしい突拍子もないエピソードも聴くことができた。さすが、九州修羅大の健男児!!
帰り際に九州土産を沢山もらってしまった。
手渡すタイミングが帰り際というのも、非常に気遣いのできる出来た後輩だと、つくづく思った。
「この御恩は一生忘れません!」
そこまで言われると、こちらももてなし甲斐があったというものだ。
懐かしい風にあたった。とても楽しい夜であった。
それでは、ばいちゃ☆