インスタ映えをやっつけろ!次世代の「映え」を提言!
近頃、猫も杓子も「インスタ映え」だなんだとか言って、はしゃいでいる。
私は「インスタ映え」が嫌いだ。
薄っぺらで表面的な「カワイイ」がネット上で氾濫している。それ以上でもそれ以下でもない。「インスタ映え」と検索すれば、出るわ出るわ。頭がおかしくなりそうな色彩感覚でエフェクトをがんがんにかけた、虚構ともいうべき、メッセージ性のない写真たち。
こんな見栄えだけの何でもない写真のどこに共感して「いいね」をすればよいというのだ。そもそも、インスタ映えした写真を一度たりとも「すごい」とか「いいなぁ」とか思ったことがない。その白痴的な絵面に、呆れこそすれ、前向きな感想を抱いたことが無いのだ。
・・・しかし、これが現代社会では受けているという事実がある。それは認めなければいけない。
人によっては「インスタ映え」する写真をとるためだけに料理を頼んで一口も食べずに捨てるとか、お金で雇って友達のふりをしてもらったりとか・・・。そこまでいくともう病気だが、現代社会の隙間を埋めるように、インスタと現代人が相互依存している現状がある。
このままでいいのだろうか。この病的状態を黙ってみていてよいのだろうか。「インスタ映え」がこれ以上に激しくなり、誰も彼もが実態をないがしろにして、人から見てよく見えるかどうかだけを判断基準に、今以上に狂った写真を上げ続けるようになれば、中身のない人間が増えていってしまうのではないか・・・。
さて、当ブログはご存知の通り、社会派である。ここで私は考えた。「インスタ映えを阻止するためにはどうしたらよいのか?」と。そして、あるひとつの結論に到達したのである。それは「映え」を打ち消してしまえばいい!ということだ。
インスタ映えの写真を映えなくしてしまえばよいのだ。
どのインスタ映え写真にも、違和感なく紛れ込み、そのたったひとつのものを添えるだけでまったく映えなくしてしまうもの。そんなものがこの世にあるのだろうか。
そこで私はついに答えにたどり着く。その「たったひとつのもの」。それがこちらだ!
週刊漫画ゴラクだ!
ゴラクはすごい。
「インスタ映え」に負けず劣らずの色彩がありながらも、まったく「インスタ映え」する内容が盛り込まれていない。ゴラクの主な内容といえば、サラ金、ヤクザ、麻薬、警察、賭博、麻雀、相撲、寿司、性風俗などなど・・・それでいて気迫がある。これさえあればどんなお洒落な「インスタ映え」写真にも、すっと添えおくだけで、「映え」を無効化してしまうだろう。うんうん。
それでは、実際に「映え」を無効化していきたい。
ハッシュタグはもちろん「#ゴラク」。
ほら、決して「インスタ映え」とは言えないでしょう。
インスタ映えを気にする人たちはゴラクなんて手に取らないだろうな。
むしろ、この「ゴラク」には、新しい「映え」の可能性を秘めているとすら思えるようになってきた。
ゴラクはゴラクで映える。「インスタ映え」を無効化したところで、それに代わる新しい「映え」を提言したい。
それは・・。
ゴラク映え
である。
ゴラク映え。ここに提言者として、「ゴラク映え」の具体例を紹介していきたい。
#ゴラク映え その1
#ゴラク映え その2
#ゴラク映え その3
#ゴラク映え その4
#ゴラク映え その5
#ゴラク映え その6
どうだい、ゴラク映えの方が、凄みがあって、奥ゆかしさがあるだろう。気迫と気品を兼ねそろえた圧倒的リアリティ。どれもこれも「インスタ映え」には欠如していたものだ。
そうだ、諸君!明日から「インスタ映え」をやめて「ゴラク映え」で大人のインスタグラムをはじめよう!!押忍押忍!
それでは、ばいちゃ☆