あゝ吹雪!魂の雪大1補綴送別会!
今週末は飲み会ラッシュだった。金曜の夜は医局の送別会。昨日は真鶴会(大学同窓会の札幌支部みたいな集まり)。
今日は幸い、バイトも無く、週末に酷使した肝臓を休めながら、ゆっくりブログを更新している・・・。
まずは金曜日の夜に行われた医局の送別会について書いて行きたい。
金曜日。
札幌は時季外れの大雪に見舞われた。それが単なる大雪じゃなくって、それはもうすごい規模だったのだ。
職場の窓から見て、まずびっくり。
外に出てびっくり。
多分、除雪業者もびっくり。
さらには・・・。
テレビを見てびっくり!
だってビックリマーク付きで
「外出しないで!」
なんて言われるほどの大雪だったんだもの。
まぁ、そんなこととは関係なく、1補綴の送別会はきちんと開催された。昼まではすごい降っていたけれども、夜には無事にやんだのだった。よかった。
さて、今年度の送別会は、医局にとっても大きなターニングポイントになるようなものだった。それは、研修がおわって就職するとか、大学院を卒業して他大学へうつるとか、そういった若い先生の退局だけではなく、20年以上にわたって1補綴を支えてくださっていたベテランの先生方も退局の運びとなったからである。
これには労働契約法なる法律の改正が大きく関与しているようだったのだが、私にはよくわからないし、そのことを掘り下げるつもりもない。わかっているのは、入局してから私も大変お世話になった先生方が来年度から医局にいなくなってしまうということだった。
今年度の送別会の幹事は企画係の私とコジマ。私は退局する先生方への記念品の手配、コジマがお店の手配と二人で仕事を分担して取り組んだ。
この一か月、皮肉なことに送別会の要件で退局する先生とやり取りすることがふえた。また、患者さんの引継ぎなどもあって、一緒に診療をみてもらう機会などにも恵まれ、大変勉強になるお話もたくさん聞けた。私は「もっと前から沢山話して、もっと勉強させてもらえばよかった」と後悔した。
そして、退局する先生が「実感がわかないなぁ・・・」とつぶやけば、私もなんともたまらないような気持ちになってしまうのだった。
ただ、送別会は非常に温かいムードだった。上の先生方は退局される先生方と思い出話に花をさかせていた。その思い出話が私が生まれた頃の話だったりして。「もうずっと1補綴だったから、来年度からもうっかり雪大に出勤してしまいそう」ある先生が笑いながら言っていたが、どこか寂しそうだった。
そんななか、弟弟子も今年度限りで退局となった。
彼は半年だけの付き合いだったけれど、「お世話になりました」ときちんと挨拶してくれた。「来年度からも弟子会には参加しちゃってもいいんですか?」と言っていたので「どうかな」と返事をしておいた。(もちろんいいよ)
教授は前日までバングラディシュに出張していたとのことで、大変お疲れのようだった。
「時差ぼけが・・・」と教授。ちなみに、バングラディシュと日本の時差は3時間とのことだった。
一次会では、無事に退局される先生方から挨拶をいただき、記念品をお渡しすることができた。そして、穏やかなムードのまま二次会で。二次会もとても賑やかな雰囲気で、医局みんなでロシアンたこやきなどをして盛り上がった。
そんな終始楽しかった飲み会の中で、二次会の締めの挨拶で、ある先生がおっしゃったことがとても胸に響いたのでここにまとめた形で書き残しておきたい。
テーマは「どうしてみんな1補綴にいるんだろう」。
それは「みんな補綴が大好きだからなんじゃない?」ということだった。何がとは具体的には言えないけれども、1補綴ならではの、いわば「魂」が、医局を去る人にも、医局に残る人にも、根底に流れているんじゃないか。先生はそうおっしゃった。私はこの言葉を胸に深く刻み込んだ。
先生方、先輩方を見送った後、私はコジマと一緒に、幹事お疲れ様会をした。コジマとこうして飲む機会も、以外とありそうでなかった。院生になってからは、医局の飲み会以外では殆ど飲んでなかった。
終電逃せばいつもここ、オジオコ。真鶴会の後の三次会でおなじみのところ。コジマも以前、真鶴会に二次会から参加したことがあるのだが、最後はここで潰れていたっけ。そんなこともあったなぁ、と手近な思い出話で酒を飲んだ。
そして、この日の送別会のことや、退局される先生方のことを思って、さらに杯を進めた。来年度から医局の雰囲気もがらりと変わってしまうだろうなぁ・・・。
私はこの夜、コジマと一緒に、なんとなく寂しい思いを酒と一緒に飲み下したのであった。
・・・魂かぁ。残り少ない期間だけれど、退局される先生方からもしっかり「魂」を分けてもらって、しっかり1補綴で勉強していきたい。そうだ、どんどん1補綴の魂を注入してもらおう!
魂注入!
元気があれば何でもできる!元気があれば補綴もできる!
1,2,3・・・
ダァーッッ!
それでは、ばいちゃ☆