三笠4:とにかくアンモナイト!三笠市立博物館!
この記事は「三笠3:消えそう!でも、カレー美味い!そんな三笠の街を走る!」の続きだよ!
<これまでのあらすじ>
9月23日。私は両親とともに待望の三笠鉄道記念館を訪問した。そこで私たちは三笠鉄道記念館の入場券を購入するにあたって、三笠市立博物館の入場券もセットのものを勧められた。私たちは「せっかくだから」と三笠鉄道記念館・三笠市立博物館の抱き合わせチケットを購入した。しかも、このチケットがあれば三笠天然温泉「太古の湯」も割り引かれるとのことだった。
恐るべし三笠市。私たち一家は三笠市が敷いた三笠観光のレールにまんまと乗せられてしまったようだ。
鉄道記念館を見終え、町が勧めるカレーを食べてお腹を満たした私たちはちょっと寂しくなりはじめた街並みを通り抜けて、三笠市立博物館へと足を運んだ。
ちなみに、博物館へ行ったあとに、温泉も行ったことは言わずもがな・・・だが、それはまた後の記事になりそう。今回の記事では博物館のことを中心に扱っていくよ!
ということで、三笠市立博物館。
こじんまりとした、まさに地方の博物館といった感じ。
鉄道記念館で買っていたチケットを出し、入場。
とにかくアンモナイトの化石が無数に並べられていた。
このアンモナイトの化石が並ぶ中、父も写真を撮っていた。私はちょうどいい!と思い、かくれんぼの要領で「私はどこでしょう」といった写真を撮ってもらおうと、ある化石の後ろに隠れて、ちょっとだけ頭を出した。
イメージとしてはこんな感じだ。
父が撮った写真はFacebookにアップされるはずだから、家に帰ってから拾って、自分のブログに使ってしまおうと思っていた。そしてイッテQのイモトみたいに「私はどこでしょう?!」とか書いてみようと勝手に思っていた。
だが!父は!
めちゃくちゃクローズアップして私を撮っていたのだった。ずこー。
さて、どのアンモナイトも、三笠を筆頭に夕張や歌志内などのかつての炭鉱町の地域から出土されているようだった。もしかすると、石炭を採掘するノウハウが化石の発掘に活きているのだろうか。
なるほど、当時の三笠高校には「採鉱課程」なるものがあったようだ。この写真の菊池先生の教え子たちは化石に関わって、学術的に大きく貢献している方も沢山いるらしい。やっぱり石炭のノウハウが化石に生かされているようである。
だが、本当に、あっちをむいてもこっちをむいてもアンモナイト。
基本的にどんなものでも関心する母が「こんなに興味をもてない展示も珍しい」とこぼしていた。アンモナイトはどうしても母の琴線には触れなかったようである。
とは言え、律儀にすべての展示物を隈なく見る母。これが母の良い所。
父と恐竜。
そして巨大アンモナイトと私。
・・・隣の別棟には、炭鉱や集治監(刑務所)の展示などもあった。どうも、私も考古学はそんなに興味がないようである。小さい頃はよく恐竜の本とか読んでいたものだけれど・・・。
今となっては、炭鉱や集治監といったテーマの方がすっと自分の中に入ってくるようである。
アンモナイト、ごめん!
それでは、ばいちゃ☆(つづく!)