俺はタクランケ!(歯学院生の日常)

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2018.09.13 Thursday

思いがけない宮城県護国神社の充実ぶりに楽しんだ話

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     今日は、先日の仙台遠征で立ち寄った「宮城県護国神社」について書いて行きたい。

     

     先日の仙台遠征の模様はこちら。

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     この(3)で仙台城址に行ったときに、ちらっと護国神社にも参拝したことを書いたが、今日はそこを掘り下げて書いて行く。

     

     さて、宮城県護国神社はこちら。

    IMG_7167.JPG

     大変厳かな佇まい。それは仙台城址にあった。

     

     私はこれを見たときに不思議に思った。「あれ?仙台藩って官軍だったっけ?」と。

     なぜなら、乱暴な言い方をしてしまえば地方版靖国神社である護国神社はその靖国同様、戊辰戦争以降における天皇側の戦没者をお祀りしている施設だ。言ってしまえば「官軍の施設」なのだ。調べてみると、仙台藩はやはり戊辰戦争で旧幕府軍側について「賊軍」であった。なるほど。

     

     よって、賊軍の牙城であった仙台城の跡に、官軍の戦没者追悼施設が建立されているという、なかなかどうしてな状態にあるということがわかった。これはなかなかゾクゾクする状況ではないか。

     さらに調べてみると、そういった状態であることに対して、問題視する意見もあるらしい。それというのは中途半端な知識を持った歴史ファンたちが、仙台城址にある神社だから伊達政宗を祀っているのだろうと勘違いして参拝しに来ることも少なくないのだという。すなわち、言ってしまえば反伊達氏にあたる施設が伊達氏を結果的に観光資源として、それなりに収益を受けているということが議論を読んだりしている・・・らしい。全部Wikipedia情報なんだけどね。でも、確かに、金が絡んでくると急に話が生ナマしくなるよね。

     

     ま、それはさておき、私は護国神社を参拝した。なんせ私は官軍の血筋だからね。

    IMG_7168.JPG

     鳥居をくぐるといきなり「美しい日本の憲法を早急につくりましょう」と大きく掲げてある。

    IMG_7169.JPG

     その次に目に入って来たのは「戦艦大和展示中」の看板。

    IMG_7171.JPG

     ということで本殿に行く前に、顕彰館に。ここにも「超ド級戦艦『大和』1/100模型展示中」と大きく出ていた。わざわざ「大和」の読み仮名が「ヤマト」って、ちょっと宇宙戦艦に引っ張られちゃってるでしょ。そもそも、1/100模型が超ド級ってわけでもないのに、超ド級って連呼しすぎな気がするけれども・・・。

     

     拝観料は大人300円だった。館内はフラッシュをたかなければ写真撮影OKだった。

    IMG_7173.JPG

     展示は充実していた。戊辰戦争から大東亜戦争の終結にいたるまで、戦没者の遺品をまじえながら、ミニ遊就館の様相を呈していた。壁には祀られている戦没者の顔写真が展示されていた。

    IMG_7172.JPG

     館内にはBGMのように玉音放送が流れていた。

    IMG_7177.JPG

     仙台空襲のパネルなども展示されていた。祀られている戦没者は神様なので、すべて名前のうしろに「命(みこと)」が付けられていた。靖国神社でもそうだったかな?

    IMG_7176.JPG

     こういったところでは絶対に展示されている右翼の心の支えパール判事の「日本無罪論」。左は左で理想や感情が先走ってあまり文章推敲することができていない印象だけれども、右は右で自分に都合の良い史料ばかりを集めて理論武装しているような感じがする。そりゃ相いれないよね。

    IMG_7186.JPG

     現地から寄贈されたビルマの竪琴まで展示してあった。これに至ってはもう遺品でもなんでもない。

     

     さて、数ある展示の中で、私が面白いと思ったのはこの号外である。

    IMG_7174.JPG

     紙面には<壮烈!!田代部隊突撃戦 「伊達」「正宗」の合言葉>とある。

     説明書きを読んでみると、上海事変において、宮城の郷土部隊であった歩兵第百四連隊が、堅牢にして真っ暗闇だった敵の塹壕内には、敵と味方を判別するために「伊達」「正宗」という合言葉を用いて激戦を制したということらしい。北海道でこういった合言葉をつくとしたら、誰だろう。「土方」「歳三」とかかな。それとも「松山」「千春」?

     

     そして、奥の部屋まで行くと、目玉の大和1/100モデル。

    IMG_7178.JPG

     おー・・・。

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     なかなか細かいところまで丁寧に作られている。この人形が憎いじゃないの。

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     雪風などの駆逐艦も展示されていた。

     

     一通り見てから、参拝。

    IMG_7188.JPG

     地域の人たちも沢山来ていて、境内は大いににぎわっていた。

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     境内に散見される大東亜戦争の文字。

     

     なんで仙台城址に護国神社があるのかというと、かつてこの仙台城址に旧陸軍の第二師団司令部がおかれていたからなのだという。この第二師団の戦歴と歴代師団長を見てみると、非常に伝統と実績のあった名門師団であったことがわかる。ここで詳細を語ると、それはそれでまたもう二記事分くらいの長さになってしまいそうなので、割愛するが。ざっと調べてきても、全部教科書に載っているような戦いしか出てこないのでびっくりである。

    IMG_7198.JPG

     なかなか立派な神社であった。ここに参拝しようとして来たわけではなかったので、予想外の収穫に、ホクホクしながら札幌への帰路についたのであった。

     

     それでは、ばいちゃ☆

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