俺はタクランケ!(歯学院生の日常)

ハロー、ハロー聞こえますか?
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あなたの世界とちょっとよく似たこっちの世界。
そっちがこっちで、こっちがそっちのパラレルワールド。
平行と交錯、現実と虚構。
ここは、それらの混沌から滴り落ちた、雨粒のようなブログ。
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2017.03.27 Monday

北海道札幌北高等学校合唱部第36回定期演奏会

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     今日は定演だった。今年は平日開催ということで、有給を取って参上した。しかも、今晩の打ち上げで朝まで飲むであろうことを見越して、明日も有給!というか、師匠の粋な計らいで今週はずっと有給なのだ!いえーい!

     

      この演奏会は記念でもなんでもない、ただの普通の一回なんだけれども、そうであってそうではなかった。それはひらてぃが顧問として北高で指揮を振るのが最後になるからであった。そういうこともあってか、今年は平日だというのに大勢のOBが有給だなんだと都合をつけて参加していた。

     同期たちと待ち合わせて中島公園は札幌コンサートホールKitaraへ。とても良い天気。定演日和だった。

     

     ちなみに、定演には九州にいた割に、それなりに参加してきた。今回の参加で私は3年連続5回目の出場となる。

    【出場記録】

     北海道札幌北高等学校合唱部第35回定期演奏会

     北海道札幌北高等学校合唱部第34回定期演奏会

     Hab' ein Lied auf den Lippen(第31回定演)

     怒涛の一日(第29回定演)

     

     楽屋で同期たちとぼーっとしていたら、声出しがはじまっていた。

     はじまっていたというか、終わった。

     

     発声練習が終われば、皆でぞろぞろと大ホールのステージへ。最初は校歌、つづいて4st.のリハーサルだ。

     指揮台にあがるひらてぃ。私が「これで見納めか・・・」と思って写真を撮ったとき、さほちゃん先生がちょっと待ったと手を挙げた。なんと松下耕先生からお手紙が来ているとのこと。部長挨拶用のマイクでさほちゃん先生がひらてぃに向かって音読してくれた。「としちゃん(ひらてぃのこと)のいない札幌北高校を想像できない」といったようなことが書いてあった。私は手紙を聴きながら、そうだ、そうだ、俺もひらてぃの指揮する北高の温かい音に感動して合唱部を志したんだ・・・と述懐した。

     松下耕先生の手紙はOBたちが思っているけれども、あえて言わないでいたことを、未来を壊さないように、それでいて私達の心をくみ取りながら、非常に繊細な言葉で代弁してくれているような感じがした。

     

     そんな感動ムードというか、ちょっとしんみりした状態でリハーサルスタート。ひらてぃは手紙を受け取り嬉しそうだったが、「この空気どうしてくれるの」みたいな表情をしていたのが面白くもあった。なんだか、らしくて楽しかった。

     

     4st.リハの後は2st.リハ。OB会九州支部の副支部長が登壇。彼の練習と指揮は非常に好評だった。いつも「やーい、代振り代振り」と茶化していた私だったが、「本当にすごいと思った」と真面目にほめると「うそだ!」と照れ隠された。

     私自身も今年の2st.は、歌いたい曲も多かったし、ちゃんと歌えてイイ感じだった。去年は当日に楽譜を受け取ったため、楽譜を持ったまんま口を開いてただ突っ立ってただけだったから・・・やっぱりちゃんと練習しないと演奏会は楽しくないね!当たり前だけど。

     

     それにしても、やっぱり多いな。

     圧巻。

     

     現役たちのリハーサル中に、OB総会。

     各支部からの活動報告では、きちんとプログラムに「九州支部」の時間が設けられていたので、いそいで原稿を書いて現支部長に手渡した。後輩はちょっと嫌がっていたが、高圧的に「お願い!」と手を合わせたら呼んでくれた。これが九州の上下関係?違うか、ただ私が面倒くさい先輩ってだけか。まぁ、挨拶はウケていたからよかったじゃん。

     九州支部で記念撮影。私が札幌に来てしまったため、現在支部会員2名。北高生諸君!是非九州に進学したまえ!九州は九州でも、できれば福岡がいい。九州大学もいいが、九州修羅大学もいいぞ。九州支部は君を待っている!

     

     総会の後は、同期で写真撮影をした。アルトのパーリ―だったみなみがプロデュースして、59期男声のイケテル写真を撮ることが出来た。

     私達59期が延々とはしゃいでいるのを、他の期がぽかんと見ていた。やっぱり私たちは他の期に比べても、うるさい期だったんだなぁ、と感じた。あ、もちろんいい意味・・・で!

     同業者のナガタニとも記念撮影をした。ここは会うとついつい歯の話しばかりしてしまう。後輩が私たちを指さして「あ、歯医者さんだ!」と言った。

     楽屋では金十郎としょーりが一生懸命練習していた。私が二人を撮ることで満足してしまったけれど、それぞれと記念写真を撮るのを忘れていた。無念。

     

     そんなこんなで同期とわいわいやっていたら、あっという間に開演時間になってしまった。

     

     

     本番は始まってしまったらあっという間だった。

     

     

     4st.が終わって、アンコールの1曲目が終わり、例年通り部長挨拶。部長の「楽しんでいただけましたか?」という問いかけに対して会場から予定調和で巻起る拍手。どれもこれもいつもの光景だった。

     けれども、部長挨拶の後、ひらてぃもマイクを持って話しはじめた。そのあたりで、急にひらてぃの最後だという実感が湧いてきた。最終曲「地球へのピクニック」を歌いだしたら、もうだめ、思わず目頭が熱くなってしまった。

     私は楽しそうに指揮をふるひらてぃを見ていた。「ただいまを言い続けようここで」と歌いながら涙をこらえるので必死だった。

     ひらてぃ本人も言っていたが、顧問をやめるだけで、死んでしまうわけでも遠くに行ってしまうわけでもない、ただの一人のOBに戻るだけ・・・私もそう思っていたし、そう言い聞かせてきた。けれど・・・。何か大きな歴史のうねりやつながりのようなものがあって、それはこれからも繋がっていくのだろうけれども、どうしてもここで一つの大きな区切りが打たれるわけで。これまで憧れ共に歩んできたものが、そこにあって当たり前だと思っていたものが、そうでなくなるのはどうしても侘しかった。

     

     確か、私の記憶が確かならば、ひらてぃは私達と一緒に卒業するという話があったはずだ。59期もそのつもりでいた(はず)。けれど、ひらてぃの転勤もしくは退職の話しは具体性を帯びることなくどこかへ行き、私たちはひらてぃに送り出されて無事に高校を卒業した。そのときから「なんだかんだ言って、ひらてぃはずっとずっと北高にいるんでしょ!」と思っていた節があった。数年前から結構具体的に話が何度もあがっていても「もしや・・・」と思えば「やっぱりね」と思うこともあって。だから今回は来るべき時が来た!という諦めに近い気持ちというか、そんな!というショックな気持ちもあって、非常に心揺さぶられた。

     

     歌いながら色んなことを思い出した。不思議と、思い出すのは、怒られたときのことばかり。けど、たまに褒めてもらったこともすごいよく覚えている。懐かしいなぁ、楽しかったなぁ。今度はなんだかノスタルジックだ。

     先生、本当に長い間お疲れ様でした!

     またOBとして練習でお会いしたときには、今度こそ茂に行きましょう!

     

     

     

     こうして、第36回定演は盛会のうちに幕をおろした。

     

     それでは、ばいちゃ☆

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