私以外私じゃないの
昨晩の話しである。
夜、Dr.オッサーから「修羅大らしい濃い夜が過ごしたかったらおいで」と呼ばれて、私はすすきのに居た。
Dr.オッサーは修羅大の柔道部出身なのだが、その部活の後輩(といっても私にとっては大先輩)が札幌に来るというので、お・も・て・な・しすることになったのだという。
実は大阪から来ていた先生とは面識があった。
私が学生時代にDr.オッサーが小倉に遊びに来た際、柔道部の先輩後輩と飲んでるからおいでと誘っていただき、そのときにちらっとお会いしたことがあった。私は覚えていたけれども、先生はどうだろうか・・・と思っていたが、
「お!久しぶり!これお土産よ!」
と、気さくに挨拶してくださった上に、お土産まで手渡してくださった。頂いた紙製の手提げ袋の中を見ると、そこには「面白い恋人」が入っていた。
スタートはとあるスナック。
飲んで、歌って・・・。
私は知っている。20世紀少年という漫画でオッチョが言っていた。
酒と毒は精神力だと。
・・・うろ覚えだけど。
精神力は集中力。要するに、酒は集中して飲めば酔うことはないのだ。
また、私はこの言葉も知っている。
「自分が自分かどうかわからなくなるまで飲もうや」
これは修羅大のあるOBの先生の言葉だが、非常に修羅大らしく奥が深い。
要するに自分が自分であるとわかっているうちは酔ったことにはならないのだ。
この2つをまとめると、自分が自分であるかを確かめながら集中して飲めば、どれだけ飲んでも酔うことはないということになる。自分が自分であるかを問い続ける。それはまさに、 コギトエルゴスム。なんて哲学的なんだろう。
河岸を変えながら、ビール、焼酎、ビール、焼酎の20コンボ!
これはビール?これは焼酎?そして、それを飲む私は・・・私。よし、まだ大丈夫。
胃が焼酎で満たされたところにラーメンをブレンド。
Dr.オッサーが大好きな赤れんが。
「ほんま、おいしいですね〜」と後輩の先生。
食べ終わったところで、
「ラーメン食べますか!?焼肉いきましょう!?」
とまだまだ元気いっぱい。
さすが九修、さすが柔道部。
私はてっきりラーメンフィニッシュで終わりだと思っていたら、第二部スタート。まさかの、このラーメンは締めではなく、中締めだったのか!と驚きながら、夜通しやっている飲み屋へゴー。
最初にDr.オッサーが言っていたように、非常に修羅大らしい、濃ゆい夜であった。解散は午前5時。
私は誰だ?
すーっ、すーっ、すーっ、私だ!
よし、大丈夫!
全然飲んでないです。
先生方には今夜も大変ご馳走になってしまった。本当にありがとうございました!
それでは、ばいちゃ☆