俺はタクランケ!(歯学院生の日常)

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2015.07.24 Friday

【映画】さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち

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    【問】本作を見て、「宇宙の愛」について説明せよ。(4000字)

    題名:さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち(英題:Arrivederci Yamato)
    監督:舛田利雄、松本零士、勝間田具治
    脚本:舛田利雄、藤川桂介、山本英明
    製作:西崎義展(企画)、吉田達、横井三郎(製作補)、長島正治(製作補)、広岡修(製作補)
    製作総指揮:西崎義展
    音楽:宮川泰
    配給:東映
    公開:1978年8月5日
    上映時間:151分(カラー)






     突然、無性に「さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち」(以下:「さらば」)が見たくなった。大学に入ってから本作を見るのは3度目だ。はじめてみたのは小学校六年生のとき。当時はまだレンタル“ビデオ”だった。そのときは、「ジャングル大帝」も合わせて借りていたのだが、「さらば」のあまりの衝撃に「ジャングル大帝」は見ずに返却してしまった。それを母に言うと「もったいない!」と怒られてしまったが、それくらい幼心に「さらば」の結末は衝撃的だった。

     強大な敵を前にしてヤマトは戦うも、ついに矢尽き刀折れ・・・そして。サディ少年は「さらば」を見た夜、泣き明かしたのであった。



     彗星ガスが取り払われてからの白色彗星帝国との戦いは本当にすごい。敵機の発射口へ進入して都市の中心部を目指すシーンなんて、そのたくみなアングルに魅了されてしまう。この臨場感は、イマドキのアニメでも、なかなか味わうことはできない。また、ヤマトの悲壮感も凄まじい。死力を尽くしての捨て身の攻防戦が、見る者の心を掴む。そして、大きな犠牲を払い、ついに白色彗星帝国との戦いに勝利した!・・・と思った矢先の巨大戦艦の登場。この絶望感は、何度見ても変わらない。

     エネルギーは底をつき、残された砲門もわずか。コスモタイガー隊(艦載機)も全滅。気がつけば、生存した乗組員はわずか18名となっていた。そんな満身創痍のヤマトが、地球の平和ならびに宇宙の愛のために戦い、敵巨大戦艦に打ち勝つために残された選択肢は、特攻しかなかった。

     「命を置き換えに行く。」と語り、一人ヤマトに残った古代は、生と死を超越した状態で森雪とやっと二人きりになれた。そして心の中でそっと語りかけるのである。「これが二人の結婚式だ」と。走馬灯のように、戦友たちの残像が浮かんでくる場面は、本当にヤマトの“最期”を覚悟させた。何度見ても、ここは目頭が熱くなる。



     けど、テレサ。いつも思うのだけれど、若干興ざめなのが、お前だよ、テレサ。「私はこの日を待っていました。」と「我が死に場所を得たり!」といった感じで突然出て来て、ヤマトと共に巨大戦艦に特攻するのだが・・・。なぜかヤマトに試練を課し、それを評価する切れ長の目をした美人の女の存在というのは、全作通して、ヤマトあるある。本作ではそれはテレサ。一作目ではスターシャだっただけ。

     テレサはヤマトが“私の願う「宇宙の愛」”を体現してくれたから力を貸してやるとやってくるのだが・・・。テレサは「反物質」で出来ている。私も詳しくはわからないし、アホだから調べようともしないのだが、どうやらこの「反物質」というのは、私たちの世界の物質とは反対の組成で出来ている物質で、これらが触れあうと、科学的なアレやコレが生じて大爆発が起こると言うことらしい。だから、白色彗星帝国はテレサをテレザート星に幽閉していたわけ。だけど、ここでテレサが出てきちゃったら、無敵すぎる。巨大戦艦なんか、テレサが触れあうだけで簡単に消滅してしまうだろう。

     正直、ここでテレサが出てきてしまうと、あれ、ヤマトが特攻する意味は・・・?という気持ちになってしまう。おそらく、手負いのヤマトだけでは巨大戦艦への特攻は現実的に考えて難しいと判断できるため、決定打としてテレサを投入したのだろう。此処まで手傷を負ってしまっていれば、巨大戦艦への接近も難しく、また体当たりできたとしても巨大戦艦の撃滅はその大きさから言って想像しにくい。だが、テレサ・・・。ここはもっとヤマトの特攻が尊重される結末が用意できなかったのだろうか。



     まぁ、それにしても「大いなる愛」という曲は素晴らしい。これさえあれば、どこででも感動できるくらいだ。




     ヤマトは場面場面の瞬間風速と音楽で人々を感動させている。「さらば」は瞬間風速が常時MAXで、音楽の完成度がずば抜けている。やっぱり、ヤマト史上最高傑作。アニメ史に残る作品だ。金曜ロードショーとかでやらないかなぁ。シーンごとで古代進の作画が変わりすぎるから駄目かなぁ?笑



     それでは、ばいちゃ☆


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