俺はタクランケ!(歯学院生の日常)

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2017.11.14 Tuesday

【映画】超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか

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    武装派童貞、アイドルに溺れる

    題名:超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか

    監督:石黒昇、河森正治

    脚本:富田祐弘

    製作:井上明、岩田弘、榎本恒幸

    音楽:羽田健太郎

    主題歌:飯島真理『愛・おぼえていますか』

    撮影:橋本和典

    製作会社:ビックウエスト、毎日放送、タツノコプロ、小学館

    配給:東宝

    公開:1984年7月21日

    上映時間:115分

     

     

     

     ずっと昔から「マクロス、いいよ」といろんな人から勧められてきた。だが、私は「俺にはヤマトがある」とかたくなに視聴を拒んでいた。しかし最近、ひょんなことから、「愛・おぼえていますか」を聴いて、「なんて素敵なんだ・・・」と感動した私は、ついに本作を見るに至ってしまった。勝手なものだ。

     ということで、満を持して手を出したマクロス。気になったことをつらつらと書いて行きたいのだが、どうやら劇場版とアニメ版で大分設定などが違っているみたい。けれども、劇場版しか知らないから、マクロスファンたちからしたら「いやいや、違うって・・・」と思うようなことも書いているかもしれない。でもそこはどうか大目に見ていただきたい。

     

     さて、私が気になったのは次の3点。

    1)敵がどう見ても男子校芸人

    2)三角関係にドキドキ

    3)やっぱりラストシーンがすべて

     順番に書いて行きたい。

     

     

     

    1)敵がどう見ても男子校芸人

     地球が戦っている敵が異星人ゼントラーディ。

     このゼントラーディというのが、遺伝子操作によって男だけで繁殖できるようになった種族・・・という設定で、女性種族メルトランディと50万年もの間戦争をしているのだという。地球とも戦って、メルトランディとも戦って、ゼントラーディも忙しそう。

     そんで、このゼントラーディたちが、文化を知らない戦闘民族ということになっているわけ。遺伝子操作の段かいで「文化に近づくな」という情報が組み込まれていたりするんだって。

     文化を知らないってどういうこと?と思うんだけど、冗談を言うことも知らない、異性の存在を戦闘対象としてしか見れないわけだから、デートもキスもチョメチョメも知らないわけ。こいつらが12万年かけて得た文化に対する知識が「歌というものがあるらしい」程度のものなんだから、世話ねぇや。

     だから、地球人が男女で一緒にいるところを見ると「男が女と一緒にいる!?」なんてびっくりしちゃったりするわけ。なんで男と女が同じ空間にいるのかを研究するために、主人公たちを拉致して観察してみたりするわけ。

     

    「なぜ女と一緒にいる」

    「キースー・・・?」

    「キスをしてみろ」

    「おおおー・・・キースー!」

     

     完全に、アメトークで見た男子校芸人と言っていることとやっていることが一緒。キスってなんだ!と詰問し、無理やりキスをやらせて、唸り声をあげるなんて・・・なんてパワフルな童貞たちなんだろう。

     よくこいつらは「文化」ということを言うけれども、こいつらの意味する文化ってなんだろう。結局、作中ではその文化というものはわかりやすく直接的に歌や音楽を指す場面が多い。けれども、その歌に関して、ゼントラーディでは次のような認識となっている。

    「歌には男と女を引き寄せる力があるらしい」

     だから、結局、こいつらは文化だなんて徳の高い言葉を使っているけれども、「文化→歌→異性を引き寄せるもの」という三段論法が成り立ったことで「文化を取り戻したい→異性を引き付けたい」と言っていることになるわけで。やっぱり、こいつら男子校芸人じゃねぇか!という結論に至ったのである。

     童貞拗らせて武装化したら、ゼントラーディになっちゃうのだろうか。

     

     

     

    2)三角関係にドキドキ

     本作のストーリーの中核をなすのは、主人公である一条輝と、上官である未沙、そしてアイドルであるリン・ミンメイの三角関係だ。この主人公の一条という男は、見事なまでのつり橋効果の使い手だ。幸か不幸か、女性と二人きりになり、非常事態を満喫。そして、キスをすると不思議と状況が打開するという不思議な能力を持っている。

     この手法を使って、まずはリン・ミンメイを落とし、次に上官である未沙を落とす。卑怯者。

     アニメ版だとリン・ミンメイは結構自分勝手な立ち振る舞いをするようなのだが、劇場版だと、なんだか健気な印象。むしろ、一途なリン・ミンメイを冷たく振っておいて、恋敵の発見した古代の流行歌を歌わせるなんて・・・。「マクロスのみんなのために!」と言う一条の説得力の無さよ。

     ミンメイちゃん・・・。おい、一条!許さねぇぞ!

     ・・・アニメ版見たら変わるのかな。見る予定、今のところないけれど。

     

     

     

    3)やっぱりラストシーンがすべて

     とにかく、ラストシーン。このために、ここまでがあったと言っても過言ではない。なんなら、もう、このラストシーンだけでもいいくらいだ。「どうして、一条はミンメイを選ばなかったんだろう」と思うくらい、美しいシーン。

     ちょっと、このラストシーンが素晴らしすぎて、逆にそこに行くまでの物足りなさがあるような感じすらする。私はラストシーンありきで映画を見てしまったので、ここまでのプロセスを見ることで、一層このシーンに説得力などが増すかもしれない・・・と期待していたのだが、それはちょっと肩透かしのような感じになってしまった。見る順番が悪かったかな・・・文化の弊害、だな。

     

     「もうひとりぼっちじゃない・・・」

     

     この部分を聴くと、なんだか涙が出てきそうになってしまう。もう、これは、映画とかマクロスとかじゃなくて、歌そのものに感動しているのかもしれない。

     まぁ、そんなこんなでわがままを言っているわけだけれども、映画を見た後でこんなに切ない気持ちになっているということは、やっぱり名作だったんだと思う。アニメ版や他のマクロス作品を見るつもりは今のところないけれども、このラストシーン見たさで、この映画だけはまた見てしまうかもしれない・・・。

     

     それでは、ばいちゃ☆

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