青春のかさぶた
TESSY先輩が、再び札幌に来た。
前回は5年ぶりだったが、今回は半年ぶり!
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「札幌楽しかったからまた来るわ!」と言ってはいたけど、本当だった。
雪降りしきる中、ようこそ札幌へ!
道もつるつる・・・。
TESSY先輩、大丈夫か?と思っていたが、ちゃんと横転したらしい。内地の皆さん、お気をつけください!
前回と違うお店へ行こうということで、今回は「炭焼きジンギスカンやまか」へ。
以前、中村茂人先生セミナーの懇親会で行ったことがあり、美味しかったのでまた来たいと思っていたのだ。
やっぱり私はマトンが一番好きだ。ジンギスカン盛り合わせ、最高に美味しかった。
近況報告と、大学時代の思い出話。今回は前よりちょっと掘り下げた感じで、色々と話せてより楽しかった。
そして、掘り下げたとこで、ずっと心の中で引っかかっていたことを打ち明けることができて良かった。
それは、もちろん学生時代の話である。先輩と私は学生時代にゴスペラーズのコピーバンド(カスペラーズ!)をやっていた。そのライブでのとある失敗・・・いや、失敗そのものよりも、そのあとの立ち振る舞いをずっと後悔していた。
私がリードボーカルのところで、すっぽり歌詞が飛んでしまって、演奏を中断し仕切り直しさせてしまったのだ。しかも仕切りなおしても歌詞は飛んだまま戻ってこずに、結局歌えないまま終わってしまった。
それがあまりにもショックで、かなり取り乱した。自分がミスしてしまったこともそうだが、それをフォローしきれなかったこと、さらには自分のミスで先輩たちを振り回してしまったことがショックだった。普段優しくて無口な先輩(YOSSY先輩)がこぼした「マジか」という言葉が今も脳裏に焼き付いている。
そのことをしっかり謝ることができていなかった・・・とずっと気にしていた。動転しながら「スミマセン、スミマセン」と低く小さな声で呟くようには言っていたが、それではその失敗に対して誠意がなさすぎる・・・と。
そのライブ以降も何回か一緒にはなったが、話題に出すのも怖く、大学も違うので卒業してからはさらに接点もなくなってしまった。思い出してもやもやしては「先輩たちが普段通り接してくれているから大丈夫」と言い聞かせてきたのだが・・・。
今夜、意を決して。するとTESSY先輩は「そんなこともあったね。てか、僕も間違ってたからね」と。良くあることとして、全然気にも留めていなかったような感じで許してくれた。先輩の寛大さに改めて感謝した・・・。
二次会は宇宙。
後輩も呼びつけてカラオケ大会。
TESSY先輩の出身高校は合唱界では誰もが知る全国強豪校。後輩も私も手前味噌ではありますが、知る人ぞ知る合唱名門校。名門対決!と自分で煽りながら、かなり盛り上がった。
私は先輩の歌う、Baby Booの「プラネタリウム」が好きなので、それを聞けたので満足。この曲もカスペラーズでよくやった。というか、そのバンド活動で初めて知ったが、今では青春時代の思い出の一曲となっている。
誰かが「TSUNAMI」をいれた。前述の歌詞飛ばし、実は「TSUNAMI」だったんですよね・・・。「歌わないの?」とTESSY先輩が笑っていた。またひとつ許された気持ちになった。
そんなこちらの心の機微など知る由もなく、カウンターに座っていたオイチャンが楽しそうに歌っていた。
先輩のおかげで懐かしく、楽しい夜になりました!
次の来札は7月とのこと。またやりましょう!ごちそうさまでした!
それでは、ばいちゃ☆